■得意なクラブはドライバー・・!?  ・・・今期より明らかにステップアップしたドライバーショットについて ~過去からの取り組みを振り返って今・・・《その2》

さて、前回のブログ記事で長年続いたドライバーショットの不安から、解放されたと認識できるレベルになったことを(そもそも「軽度のイップス症状」に悩んでいたことを)告白させていただきました・・。
ここ10年・・・40代のほとんどの期間がドライバーショットとの戦いだったと感じています。


さて、ではどのようにして、このような長きに渡る非常に深い悩みから逃れることができたのか・・?

私自身がたどってきた今日に至るまでの対策をまず一通りご紹介しながら、最後にその効果を最も発揮したのではないかと感じられる取組について最後に述べていきたいと思います。

まず、30代後半から始まったこの問題(ドライバーだけが上手く打てなくなる症状)の原因を考え始めた時、当初は急激なクラブの進化への適応ができないことが問題だと分析していました。

私の場合、ゴルフを始めた時は「パーシモンヘッド」のクラブが中心の時代で、その後の習熟期も体積の小さなメタルヘッドでしたから、大型ヘッドへの対応に苦慮しているのだと思っていたのです。

実際に、この時期に一気に進んだドライバーの進化は、ほとんどのメーカーが発売するドライバーのヘッド体積を上限の460ccサイズに押し上げていました。

この結果、ゴルフショップに並ぶドライバーは長重心距離且つ、深重心距離のドライバーばかりになってしまったのです。

そんな状況だから、最初の段階ではクラブ調整を中心とした対応策を数多く試していました。(ただ、実際にはこのクラブへの適応に非常に長い時間がかかったことが問題の『引き金』になったのだと感じています。)

さて、それだけでは対策できないのではないかと思い始めたのが、練習中よりも遥かにラウンド中のドライバーショットの内容が悪い傾向に気がついた時です。

誰しもが、練習場よりもコース上でミスが多いのは当たり前なのですが、その状況の変化があまりにも激しかったのです。

まずもって、練習場ではコースで都度発生するような極端に酷いプッシュアウトやチーピンがでることはほとんどない・・。

しかも、大きくミスするときには、テックバックに移る一瞬前のアドレス時から、練習時には感じられない内面的な変化が発生することにも気がつきました。これは、前回のブログ記事でご報告したような感覚です。
困ったことに、この感覚はドライバー以外ではあまり感じる事がないことにも・・・。

そう、いつしかドライバーを構えた瞬間に、過去のミスのイメージが体中を巡って正常な動きを阻害するようになってしまっていたのです。

練習場では、その感覚をなかなか再現することができなかったことから、『ある程度の緊張状態』におかれなければ発生しない・・・・、明らかに「精神的」な問題だと認識できました。(正直このような認識に至るまでにも3~4年は掛りましたが・・(汗))

さて、以上のような状況が認識できたことから、ここからあらゆる対策方法の検討を行い実施してきました。
それは、大きくまとめると以下の4項目になりました。


1.「イップス」症状に関する分析と対策の実施
  この症状はパターで発症しやすいので、パターにおけるイップスを分析した書物を手当たり次第読みました。
  そして、パターにおける対策方法を、そのままドライバーに置き替えて実施してみました。

2.ティーショット用スプーンの作成
  ロフト13度で長尺仕様の3Wを作成し、難易度の高いティーショットを克服しました。

3.安定感を求めたドライバー調整
  ヘッド体積、重心距離、重心深度、クラブ重量、クラブ長、ロフト角・・・・
  あらゆるパターンのクラブを作成して実践投入しました。

4.ドライバーショットの練習量を大幅に増やす
  日々の練習量を増やし、その玉数の多くを問題のあるドライバーショットへ振り分けました。


まず、上記の対応策の中ですぐに大きな成果があったのが、2項目の対処療法である「ティーショット用スプーンの作成」でした。

チタン製の大型ヘッドの3Wを利用して2W的なクラブを作成したのです。
実際、このクラブは、とても長い期間大活躍をしてくれました。
一日を通してすべて、このクラブだけでラウンドすることもありましたから・・(汗)
(実は、このクラブ・・ここ最近キャディーバックから姿を消しています!)

ただ、これはあくまでも付け焼刃的なティーショット対策。
ドライバーショットの問題を解決できたわけではありません。

もちろんこれに並行して、本題となるドライバーショットの問題対策を進めていきました。

意外にも、一番効果が発揮できそうに感じる1項目に記載したイップス対策(多くの関連書籍から学んだメンタル面の対策)については数年に渡って取り組んでいましたが、ほとんど効果は無かったように感じています。

緊張感を和らげるための呼吸法や、集中力を高めるための方法などメンタルトレーニングの学習からの応用を試みてきたのですが、改善への糸口とはなっていないように感じています。

また、3項目に記載したように、問題点の解消のために様々なドライバーも調整しながら試打してきましたが・・・、同じドライバーとしてのスペックの範疇での調整では決定的な効果は感じられませんでした。

さて、最終的に、これが問題点を解消した取組だと判断できそうなのは、
今回の私のケースの場合、最後の項目にあげた「ドライバー中心の練習に大きく切り替えたこと」だったのではないかと認識するに至りました。
これは、数多くのドライバーショットの練習による精神的リハビリテーションの取組みです。

では、その具体的な内容について以下に紹介しておきたいと思います。

まず、この対策の導入のため、練習量を増やすことに踏み切ったのが今からちょうど3年半前でした。
以前と比較すれば、大幅に練習量を増加させましたので、私にとってこの時期は、ゴルフ人生の中で最もドライバーでボールを打った期間になりました。(それまでは、ドライバーはその日の練習最後の20球程度)

具体的には、一週間に1000球のノルマをゴルフ全体の練習目標として課して、そのうちの約半分の500球程度をドライバーの練習に割り当てました。

ざっと計算すると、年間にして52,000球の練習量ですから、そのうちドライバーショットに費やしたのが半分程度の25,000球くらいになるでしょうか。・・とすると、少なく見積もって確実に開始3年半が経過しているので、ドライバーショットだけで少なくとも70,000球以上の練習量はこなした事になりそうです。(今思えば、これだけの練習費用・・打ち放題1,200円のサービスがある地域でよかった・・(汗))

しかし、取組み開始時点ですでに40代半ばから後半へと突入した年齢でしたので、開始早々・・多くの問題が発生しました・・・。

それはご想像の通り、数々の身体的な故障です・・(汗)

ちょうど、体力的な衰えが顕著に見られるようになった年代でしたから、ドライバーショットのような体に負荷にかかる練習を増やすとなると、体のあちこちが故障の嵐で・・。まずは数多くの練習ができる体作りから取り掛からなければならないことにも気づかされました・・(汗)

特に、開始早々の左手首の故障はその完治に8カ月もかかり、治ったと思えばその後は長期的に右手首が故障・・・。
これらの故障は非常に長くて苦しいものでした。なんとか練習を継続するために、野球専用の手首サポーターを購入して練習を行っていましたが、意識が手首に集中するので思うような練習が出来ない時期でもありました。

やむにやまれての気持ちから、故障への対策をスタートしたのもこの時期でした。
それまでのストレッチ中心のトレーニングから、体幹、脚力、背筋力、などを強くするためのウェイトトレーニングを生活習慣の中に入れて肉体改造の取り組みも開始したのです。

しかし、トレーニングも自分自身の限界を超えてしまうと故障につながり逆効果に・・、長らく自分自身との戦いが続きました。

でも、開始1年、2年と時間が経過するつれて少しずつ故障の回数も減り、自分自身にとっての最適なトレーニング負荷を見つけることもできるようになってきました。

今思えば、この期間は『自分自身』というものについて理解するための学習期間だったといえそうです。
振り返ってみて、とてもいい経験になったと感じています。

その後は、それらが習慣となり1年、2年と時間が経過するにつれて、多くの玉数をドライバーショットに振り向けても身体的には問題なくクリアできるようになり、より集中してドライバーの精度を高める取組みを続けることができるようになっていきました。

また、ほんの少しずつですが、改善効果も実感できるようになり、
特に、開始2年を経過するあたりから、コースでのドライバーが安定し始めていることに気がつきました。

ただ、明らかにティーグラウンドでドライバーを構えている時の気持ちが変化してきたことを感じられたのは丸3年を経過した昨年末あたりからです。

そして、ここ最近。
これには自分自身も驚いているのですが・・最近では、ティーグラウンドでドライバーを構えている時間が楽しく思えるようになってきたのです。

ここ数年味わった事のない、アドレス時に目標を明確にして、そこに振り抜いていくことに自信を感じることができるようになってきました。

さて、このような流れの中で、最近になってようやくその原因に気がつくことができました。

私が、長い時間をかけてドライバーショット対策に取り組んだ末に、導き出した 結果として気づかされたその改善策は、『練習での成功体験の積み重ねによる『自信』の醸成』だったのです。

自分はドライバーが得意だ!・・という確固たる強い自信が生まれ、これまでに発生していたような不安な気持ちを払拭できたんですね。
逆に言えば、これだけの時間をかけてリハビリを行わなければならないほど、深層心理の底のあたりではドライバーショットのミスを異常なほどに恐れていたのでしょう。

ただ、実際、この点についての対策としては、当初からメンタルトレーニングという視点で取り組んでいました。
要は、問題の要因が「自信の喪失」だとすれば、強い精神力をもつためのコツをつかめばいいのでは、などと考えていたのです。しかし、私の場合は、「心を鍛える」といったメンタルトレーニング的なアプローチでは上手くいきませんでした。

私の場合は、日々少しずつ、
ほんの少しずつ「実際の成功体験」を重ねていく。
この積み重ねが心に変化をもたらしていきました。

そして、この成功体験の積み重ねに必要だったのは、当初考えていた対処療法ではなく
実際には一番地味で、その成果をすぐに感じられない対策である練習量の増加でした。

日々の生活の中で、ドライバーでスイングしている時間をこれまで以上に増やしてみる。
そうして、ショットのイメージを描くことが日常的なものになれば、緊張感も和らいでいくのではないか、
こんな考えから始めたことです。

そのために、練習場で可能なかぎりドライバーショットの良いイメージを体感し、
それををコースで再現してみる。

この繰り返しの中で、少しずつ良いスイングイメージが脳内に明確に描けるようになってきました。
上手く再現できれば成功の体験が心に喜びを与えてくれる。

実際、この僅かながらの成功体験の積み重ねが、これも僅かながらですが『自信』へとつながってきました。
これが最終的な目標となるコースでのティーショットである程度作用を始めるまでに、私のケースでは3年間が必要でした。

何事も一朝一夕に成し遂げることは出来ない。

長い時間をかけて、こつこつと・・。

私の様な才能の無いものだからこそなのかも知れませんが、やはり練習量が一番の解決策だったと言わざるを得ません。

この数年間にわたる取り組み結果から改めて実感した次第です。

もう、このような迷路に迷い込みたくありませんから、これからもしっかりとした練習を積み重ねていきたいと思います。

特にドライバーについては・・(笑)


↓ご協力いただければ幸いです。
にほんブログ村 ゴルフブログ 競技ゴルファーへ
にほんブログ村





スポンサーサイト

■得意なクラブはドライバー・・!?  ・・・今期より明らかにステップアップしたドライバーショットについて ~過去からの取り組みを振り返って今・・・《その1》

今回は、これまであまり深くを語らなかった、長い期間私を苦しめ続けていたドライバーショットの悩みについてのお話をしたいと思います。
実は、誰にも告げず一人深い悩みを心の中に秘めた状態で長らく闘い続けてきたのですが、ここ1年くらいの間で改善につながる光が見え始めたので、今回思い切って筆を取ることにしました。

さて、ここ数年に渡って悩み続けてきた『ドライバーショット』の不調・・。
このブログに長くお越し頂いている方々はよくご存じだと思いますが、私が年度末に掲げるゴルフに対する『取組目標』の最重要項目はずっと【ドライバーショットの安定】でした。

これは、このブログをスタートした4年前を遥かに遡る時期から、ずっと私にとって一番の悩みとなる項目だったのです。
恐らく10年くらいの期間になるでしょう。

実はそのドライバーショットが昨年末あたりから安定期に入り、今年シーズンに突入してからの6カ月間も非常に安定した状態を保ち続けているのです!
それでも直近までは、これまでの長い不調の歴史を鑑みて、直近の半年間くらいは半信半疑で、心の中で「どうせそのうちまた元に戻るのでは・・」との気持ちを断ち切ることはできませんでした。
しかし、3月以降に参戦した非常に高い緊張感を強いられる公式戦でもドライバーショットは変わらず安定した成果を示し続けてくれたのです(それ以外のショットは良くなかったですが・・(汗))
・・そして今月に入ってとうとう8カ月目に突入しましたが、日増しに安定感を増している。

こうして長きに渡って続く好調の中で、次第に自分の中で大きな変化がおきていることに確信を得るに至りました。

そう、ドライバーショットに過度な悩みが無くなったと・・・断言できる状態になったのです。
そのことは、一緒にラウンドするメンバーからの反応でもはっきりと感じ取ることができているのです。

私のことを古くから知る多くのプレーヤー達から『非常にいいムードになってきた』・・と・・(笑)

では、何が一番変わったのか?
そしてその対策は何だったのか・・

この点について、このブログに記録を残しておきたいと思い筆をとりました。


さて、まず一番変化を感じているのが、ティーグラウンドでの心境の変化です。

それは、

『落着いてアドレスに入ることができ、落ち着いてテークバックに移行できるようになった。』

ということです。

・・・えっ!、それだけ?

多くの方がそう感じられたのではないでしょうか?

ドライバーショットに係らずともテークバックの時点で、大きな障害が発生するような深い迷路におちいったことのない方には理解が難しいと思います。

実は、私自身もこれまで断固として認めることができず、また、安易に口にすることを拒絶してこのブログでもそのような表現をすることを避けてきたのですが・・・、恐らくここ数年、私自身に『ドライバーイップス』の兆候があったのは間違いありませんでした。

ただ、私の場合は非常に軽度のものだったのだと思っています。
酷い方は、テックバックが上がらなくなったり、トップオブスイングからクラブが下りてこなくなったりすることもあると聞いたことがありますので・・・。

ちなみに、私の場合はコースでドライバーを構えると、普段では経験できない緊張感が芽生えるといった症状です。それも不思議なことにドライバーだけ強く・・。3Wではほとんど問題ないのです。

しかも練習場であれは、ドライバーであっても大きな問題なくそれなりにスイングできるのです。ところが、ラウンド時にコースを目の前にして、ティーアップしアドレスした瞬間からその症状が発症するのです。

ここで、その症状を細かく説明しておきますと、
まず、ティーグラウンドでボールを前にアドレスの体制に入った時に突然、練習の時には感じたことの無い不安感が体を襲ってくるのです・・。まず、グリップに違和感、そして両腕に緊張感を感じクラブフェースの向きが閉じるように動き始めるのです。このクラブフェースのセッティングに違和感を感るとともに心の中のネガティブな感情が強くなり、より上半身が硬くなりってテークバックを思い通りの場所にあげることができなくなる。概ね調子の悪い時はこのような状態がはっきりと感じられるのです。

そんな状態では、当然のようにダウンスイング以降ヘッドを上手くプレーン上に運ぶことや、フェースコントロールすることはできず、私の場合、結果はチーピンかプッシュアウトになっていました。

それは、狭いホール、ここ一番の重要なティーショット、公式戦・・等々、緊張感の高まるシチュエーションになればなるほど、はっきりと現れ続けていました。

これも、ラウンド後に練習場で反省会をする時では、決そのような状態を再現することが出来ないので、その対策に7~8年間も悩み続けていたのです。

それでしかたなく、ここ数年は対処療法でスコアメイクを乗り切ってきました。
その具体的な方法は、ラウンドの時にはティーショットをかなり低めの高さにコントロール(ティーの高さ、ボール位置で調整)してミスショットの怪我(OBとなる事)を回避し、その後のセカンドショット以降でスコアメイクをし続けてきたというものです。
なので、気持ちの良いドライバーショットなんて望むべくもありません。

もちろん、練習場ではまずまずのショットを放つ事ができたので、飛距離アップに対する取組はずっと続けていましたが、根底の部分では、まず『心の問題』を解決しなければならないことにずいぶん前から気がついていました。

そして、この問題の治療に結びつきそうな対策をいくつか準備し、思考錯誤を積み重ねてきました。

その結果、ここ最近になってその長い苦しみの峠を越えて・・・少しずつ光が見え始めてきたのです。
昨年末の冬あたりから改善の兆候が見え始め、今年の2月末あたりからショットの内容が明らかに変わってきたのです。
と、言うよりは、コースのティーグラウンドでドライバーをスムーズにテークバックできるようになってきたのです。

そう、練習場と同じようにクラブを振ることができるようになった。
これは、当たり前のことなのですが、これができなくなっていたのが少し前までの私だったんですね・・(汗)

さて、ではなぜ数年にも渡る非常に深い悩みから逃れることができたのか・・?
その点については今回少し長くなりましたので、次回の記事でお話したいと思います。


↓ご協力いただければ幸いです。
にほんブログ村 ゴルフブログ 競技ゴルファーへ
にほんブログ村






カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


プロフィール
ランキングにご協力願います!
ランキングに参加中です。バナーをクリック頂ければ幸いです。 にほんブログ村 ゴルフブログ 競技ゴルファーへ
にほんブログ村
最新記事
お勧めのゴルフ書籍
楽天
カテゴリ
セレクトショップ
ゴルフ場予約 楽天GORA
フリーエリア
検索フォーム
にほんブログ村
リンク
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
422位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ゴルフ
38位
アクセスランキングを見る>>