■タイトリスト913D3のヘッドを入手 ・・・その設計に触れて思うこと その4  ~「スリーブの影響」・・!?  その加重はどのように・・

前回の記事で、最近流行のネック部分によるライ角、ロフト角調整が可能なモデルについては、ヘッドの重量に加えて、シャフト先端に装着する「スリーブ」の重量がスイングバランスに影響することを記事にしました。(前回の記事はこちら⇒http://golfgeardiary.blog63.fc2.com/blog-entry-838.html


前回、チェックして見たのはタイトリストの物でしたが・・
それでは、他メーカーの傾向はどうなのでしょうか?

現在では、先行のテーラーメイドのみならず、多くのクラブメーカーが同様の機能を持ったクラブを次々と開発していますよね。

その点について、私が確認することのできる、少ないサンプルの中で検証していきたいと思います・・・(汗)

まず、身近なところで、すでにこれまで長く使ってきた「テーラーメイド」のクラブに使用されている「スリーブ」について確認してみました。

↓これです。
20130127_10.jpg


手持ちの在庫の重量を計測してみると・・

↓これ
20130127_05.jpg


テーラーメイドのスリーブ重量は「7g」で、タイトリスト使用の物の半分でした。

このスリーブは、シャフト先端に一定の角度を持った傾きが与えられただけのシンプルなものなので比較的軽量にできているんですね。よって比較的重量への影響は小さいようですね。(それでもテーラーメイドのヘッド重量も195g程度なので200g超の重量になってしまいます)

反面、タイトリストのスリーブは、ロフトとライ角をそれぞれ個別に調整するために、間に角度を持ったリングが装着されていますので、どうしても重量が重くなってしまい結果ヘッドに荷重が掛かってしまうようです。


さて、これ以外の他のメーカーについてはスリーブを持っていなので、機能や形状から想像するしかないのですが、それぞれのメーカーのネックの調整機能と見た目のデザインから感じる重量感からすると、ナイキや、キャロウェイ等も同様にネック部分に少し重量が加わっているタイプのように見受けられますね。

逆に、最新のPING社のモデルは、そのネック形状から調整機能の存在すら気がつかないほどにスマートな設計になっているので、このモデルのスリーブは非常に軽量なのではないかと感じています。
 ※上記はあくまでも私見です、実際に重量を計測した訳ではないので・・


話が少し横道にそれてしまいましたが、
結局は多かれ少なかれ、調整機能付きのドライバーは、スリーブの重量がヘッド重量に影響を与えてしまうのですね。
そして、そのスリーブの特徴によって重量への影響も異なると。

これまでの、記事で確認を進めてきたように、タイトリストの最近のドライバーのスイングウェイトがヘッド荷重の数値(D3.5~D4.5)になっていることも、この機能の充実によるものではないかとと推測されます。

ただ、前回の記事でも説明しましたが、この数字にこだわり過ぎる必要は全くありませんので、実際に試打して感じる重量感や球筋を優先させて判断すべきだと思います。

それに、ヘッド重量増は、それを十分に振り切れる力を持ったプレーヤーには、その重量効果がボールスピードをアップさせる等、大きく飛距離アップに影響する可能性もあります。

もちろん振り切れないプレーヤーにとっては逆の作用もありますが・・
しかしながら、その時にはこの機能が利用できます。

↓これ

20130131_01.jpg


そう!
最近の調整機能付モデルの多くはヘッド重量が調整できるのですね。
タイトリストのこのモデルにも、ヘッド後方に重量調整用のウェイトが装着されています。

このウェイトは別売りなので、少し費用は掛ってしまいますが、この重量調整を上手く調整すれば、また幅広い層がターゲットになりそうです。(純正品は9gでした)

これも便利な機能ですね!


さて、今回のスイングウェイト調査を通じて感じた私個人の感想ですが、
この913シリーズのメーカー純正のヘッド加重の設定については、もともとのタイトリストのドライバーを購入する層のイメージ(ハードヒッター、競技志向・・etc.)からすると、基本的には好意的に見ても良いのではないかと感じています。

例えば、このスリーブ重量の影響で発生する、「重心距離が少し短くなる」ことをメリットとして感じているプレーヤーも多いのではないでしょうか。

古くからゴルフに携わっているゴルファーの中には、長重心距離のヘッドを苦手にしている方も多いですものね。


■今日の活動
・ジョギング30分
・自己啓発「日商簿記2級過去問題集」


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■タイトリスト913D3のヘッドを入手 ・・・その設計に触れて思うこと その3  ~スイングウェイト・・・「14インチバランス法」!

前回の記事で、タイトリスト913Dシリーズのクラブバランス設定について、面白い傾向があることについて記事にしましたが、今回はなぜそのような設計値となっているのかについて検証していきたいと思います。

本題に入る前に、ゴルフクラブ選択の目安として使っている「14インチバランス法」というのがありますよね。
これについての考え方を整理しておきたいと思います。
ゴルフクラブの選びの一つの指標として知っておいても良いですよね。

まず、「14インチバランス法」の計算式ですが、以下の様になります。


■(重心距離-14インチ)× 総重量 = 数値

   ※上記の重心距離は、クラブ全体の重心、要はシャフト上でバランスが取れるポイントです。


この算出式に代入する数値はインチとオンスの単位となっていますので、ミリやグラムをインチ、オンスに換算して計算します。
 1インチ=25.4mm / 1オンス=28.4g

例えば、総重量320g、重心距離840mmの場合は、総重量は11.3オンス(320g÷28.4)、重心距離は33.1インチ(840ミリ÷25.4)を換算後に計算式に代入すると以下の様になります。
 
 (33.1-14)× 11.3 = 215.5

この算出結果の215.5を14インチバランス法の「数値換算表」で換算するとD1となります。

ただ、この14インチバランス法は、シャフト重量に大きな差が存在しない時代に作られたものなのです。
計算式を見ていただければ、理解できるのですが、重心距離から14インチを減じた数値に総重量を掛けて算出するため、シャフト重量が異なるクラブ間では相関が取れないことになります。

もちろん、シャフト重量が統一されたアイアンセットではバランス値は重要な意味を持っています。
単純にヘッド重量の差が数値に反映されているのですから。

しかし、現在のように30g台から90gにせまる重量まで幅広いバリエーションのカーボン製のシャフトが存在する時代では、シャフト重量の異なるウッドクラブを含めた14本の数値をきっちりと合わせ込んだとしても、スイング時のバランス感覚は同一にはなりません。

よって、現在では、この点を十分に理解したうえでクラブの調整を行う必要があります。

ただ、そうはいっても、同一の重量帯のいくつかのドライバーを比較する場合などでは、現在でも便利に使用できるものです。

この数値を目安として、自分で使っているゴルフクラブのバランスを理解する事で、ゴルフクラブの調整や購入する場合の基準として参考にはなります。

ずいぶんと話が横道にそれてしまいました・・・(汗)

さて、今回のタイトリストの新製品「913D」シリーズのバランスが、一般的とされている数値よりもヘッド側に重めに設定(D3.5~D4.5)されているのはなぜなのか・・について検証していきたいと思います。(バランスの値については⇒メーカーHPにて


まず、上記で説明したように、バランスの数値に影響を与えるパーツの重量からチェックしていきたいと思います。

まず、グリップやシャフトについては、最近では他メーカー同様に共通のシャフト専業メーカーのものを選択して装着しているので、比較の必要はないですよね。
(60g~70g弱の重量のシャフトと、50g前後のグリップ)

そして、ヘッド重量については、前回測定した通り、


20120122_01.jpg


45インチのクラブを基本とする現在では、平均的な重量である「195g」でした。

・・・とすると、なぜヘッドの利いたバランス(D3.5~D4.5)になっているのでしょう?

実は、最近流行の調整機能付クラブにはもうひとつのパーツがあるのです。

↓それがこれ!

20130127_01.jpg

そう、スリーブの重量がバランスに影響を与えてしまうんですね。

さて、その重量を測定してみると・・・

20130127_03.jpg

上記の写真のように「14g」で、意外にも無視できない重量であることがわかりました。

そして、上記の検証結果のように、スリーブの重量の影響でバランスが他社比較で大きめになっていることが分かりました。

しかし、ネックに装着したスリーブでロフト、ライ角を調整できる機能は、現在ではほとんどのメーカーから発売されています。
他メーカーの傾向はどうなのでしょうか?

次回検証してみたいと思います。

■今日の活動
・筋トレ 45分
・読書「農で起業する」(読了)

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■タイトリスト913D3のヘッドを入手 ・・・その設計に触れて思うこと その2 ~ヘッド設計値による傾向・・

さて、ひょんなきっかけで入手した「タイトリスト913D3」のヘッド。
この事から、必要にせまられて準備することになったスリーブと合わせて、フィッティング段階でのレポートを記載していきたいと思います。(前回の記事はこちら


まずは、基本となるヘッド重量から測定しました。


20120122_01.jpg


測定結果は、写真のように195gの平均的なものでした。

それから、ヘッドの重心距離や、重心深度の数値は、発売間もなくの状況でデータが入手できなかったのですが、旧モデルから大きくヘッド形状に変化はみられないので、先代の910D3の数値が参考になりそうです。

【910D3ヘッドスペック(参考)】
重心距離 42.6mm
重心深度 39.6mm
重心高 29.7mm
重心角 24.7°



先代のスペックを概ね踏襲しているとすると、海外メーカーのヘッド設計に多い、重心距離が非常に長めの設計です。
基本的には、飛距離重視で、左へのミスが出にくいもの。
この点では、私のスイングの癖や、求める球筋にマッチしているような感じです。

ただ、噂では飛距離性能を求めて、重心深度を浅く、重心位置を下げているとのことですので、もしかするとライナー性の球筋へと変化しているのかも知れません。

このあたりは設計値が今のところ分からないので、実際に試打して感触でチェックするしかないですね。

さて、ここで設計値を調べていく中で、気がついた点をご紹介しておきます。

実はこのモデル、クラブのバランスに関する数値である、スイングウェイトの設定に特徴があるのです。

純正の「ランバックス」D3.5の設定。
最もヘッドがきいた「アッタス4U_7」D4.5と大き目の値が特徴となっています。

タイトリストのHPはこちら⇒http://www.titleist.co.jp/htm/drivers/913d3.shtml

個人的には、14本のシャフト重量が大きくばらつく今日において、バランスの数値に大きくこだわる必要はないと考えていますが、D0~D2辺りの数値に合わせ込む神話が未だに残っている現状においては、メーカーサイドの商品としては、大胆な設計値となっているとも言えそうです。

さて、この数字の意図するものは?
次回、その点について触れてみたいと思います。

■今日の活動
・ジョギング 30分
・筋トレ(上半身)20分
・グリップ交換5本

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■「タイトリスト 913 D3」のヘッドを入手!! ・・・その設計に触れて思うこと ~その1

練習場で久しぶりにあった古くからの友人から、ひょんなきっかけで手に入れることになりました。
それが「タイトリスト 913 D3」のヘッドなのです。

↓これ
20120114_02.jpg


彼曰くは、910D2から移行したのだが、予想に反して全く自分に合わなかったのだとか。
ただ、新しく購入したツアーADのGT 6のシャフトはまずまずのフィーリングなので、以前の910のヘッドに装着して使いたいと。
なるほど、この辺りが、こういうカチャカチャ系のメリットですよね。

・・・という経緯で、私の手元に転がり込んだのが「ヘッド」だけということなのです。

そうとなれば、何らかのシャフトを装着して見たくなるのが当然のなりゆき・・。
で、まずは、その為に必要な専用スリーブを準備しました。

↓これ
20130114_01 (2)


このスリーブには、私も以前から非常に興味を持っていました。
何故なら、他のメーカーの調整の在り方とは一線を画す、タイトリスト独自のロフト角、ライ角2次元独立調整ができるシステムだからです。

他のメーカーはスリーブが1度前後傾けられているだけなので、フェース角度をクローズに調整すれば、ロフトが大きくなり、オープンに調整すればロフトが小さくなってしまいます。

この、タイトリストの「SureFit™Tour(シュアフィットツアー)」なるものは、間に角度のついたリングを噛ませることで、ロフト角・ライ角をそれぞれ別々に調整することができるのです。
だから、より、きめ細やかな調整が可能なのです。

この繊細な調整幅を使って、使用するプレーヤー個々のさらなる飛距離、方向性、操作性、などの可能性をより高精度に引き出すことができるというわけなのですね。

さて、非常に評価の高い、高精度なフィッティングシステム。
さっそく自身のクラブフィッティングを通してその完成度を分析していきたいと思います。

■今日の活動
・ジョギング 30分
・読書「一生折れない自信のつくりかた」
・ゴルフ部新年会

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■タイトリスト913D2/913D3の試打レポート!! ・・・飛距離性能の追求

週末にゴルフショップを訪れた時に見つけたのが・・

↓これ





そう、タイトリストの新製品 913Dシリーズのドライバーです!
もう、ずいぶん前から噂されていたので待ちくたびれたっていうのが正直な感想・・(笑)
ただ、まだ試打用のクラブのみが展示してある状態でした。

さて、現物に触れてみての感想ですが・・・
まず、手にとってアドレスをした時のイメージはそのまま、前作910Dシリーズからのキープコンセプトです。

特に913D3については、ヘッド形状もほとんど同じ。
現在使用中の方でも見分けはつかないかも知れないですね。

もう一方の913D2はヘッドの重心位置をより低い重心位置へと変更したことが、形状の変化から伺えました。

私の個人的なアドレスでの好みでは、913D3の形状に安心感を覚えました。
軽いドローボールが打てそうなイメージがわいてきます。


【これが試打クラブです】
20121028.jpg


さて、実際の試打感ですが、これは試打クラブのシャフトによって大きく変わってきそうです。
今回のモデルにも多くのシャフトが準備されていますので、ヘッドスピードや、球筋によって最も適合するシャフトを選択すれば、多くのプレーヤーに適合するモデルとなりそうです。

今回はD2、D3とも純正シャフトのみの試打でしたが、軽いドローボールの軌道で非常に安定感を感じました。
どちらかというとD2の方が高弾道になりました。

やはり前作同様に、ロフト、ライ角度の調整機能があることで、より多くのプレーヤーが使いやすくなっています。
実際にボールを打ってみた感想も、それほどシビアにターゲットを選ばないモデルだというものです。

このあたりも完全にキープコンセプトだという感想を持ちました。

しかし、ショップで聞いた話だと、今回のモデルでは、前作と比較してD2/D3共々に、飛距離性能をアップしているとの事!
どちらのヘッドも前作に比較してより重心位置を低く設計してあって、よりスピン量を減らした弾道で飛距離アップを図っているとのことです!

なるほど!

ヘッドの基本設計が飛距離重視の方向に向かって設計変更されたわけですね。

後は、自らにマッチしたシャフトを選択し、最終的にはネックの調整機能で微調整を行い自分自身のゴルフにマッチしたものへと導くと言う訳ですね。

このように考えると、シャフト単体での購入が可能なことで、一本のクラブにより多くの球筋を求めることが出来るようになったわけですね。
もちろん、ネックのスリーブは前作も共通なので、これまでのシャフトも使用可能です。

私自身、テーラーメイドのR9シリーズ以降、過去のシャフトの流用等が可能な部分をメリットとして、以降のモデルがずっと同社のドライバーとなっているのですが、このタイトリストのドライバーについても同じような流れで、プレーヤーを縛り付けていくかも知れませんね・・(汗)

いすれにしても、前作同様に、今回のモデルも引き続いてコアなプレーヤーには人気のクラブとなりそうです。


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